クロスビー・ロアマンとショーン・マクブライドのワインは、ヴォンヤードとセラーにおいて、ミニマルインターベンション哲学（必要以上に人の手を加えない方法）を適用し造られています。ブドウはどれも、小規模、家族経営のヴィンヤードで収穫された有機栽培、バイオダイナミック農法、サステイナブル農法を採用したものだけを使用。自社ヴィンヤードで栽培している品種は、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロー、カベルネ ・ソーヴィニヨン、カベルネ ・フランそしてプティ・ヴェルドです。ナパ地方で最も涼しい地域であるロス・カーネロス。そこでできる彼らのワインは、これから先何年も人々を楽しませてくれる、しっかりとした中身、エレガンス、バランスに満ちた味わいです。

ショーンの哲学、それは徹底した『手作業』でのワイン造りです。レシピもルールもありません。ヴィンテージ年毎に、ブドウ自身に導かれるまま仕事をします。収穫を終え、セラーに貯蔵されると、素早く発酵し始めるブドウもあれば、とにかく根気強く待つしかないブドウもあります。出来上がったワインに添加物は一切加えません。仕上がったワインに2つと同じものはなく、ショーンのプライドが、その個性と唯一無二の品質に大きく集約されています。今年も、そして翌ヴィンテージも。