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サルデーニャ州 イタリア
創設年: 2002年
生産量: 200,000 本
敷地面積: 総面積 自社所有のヴィンヤード 20ヘクタール(栽培総面積 16 ヘクタール)、契約農園面積 15 ヘクタール
メーカー: ステファーノ・カサデイとアルテミオ・オリアナス
オリアナスは、ステファーノ・カサデイとアルテミオ・オリアナスの友情から誕生しました。オリジナルで、100%オーガニック、環境に優しく、かつ伝統的な味わいと喜びに溢れたサルデーニャのワインを造ることが目的です。軸となる思いは、地域のヴァラエタルに敬意を払い、世界トップクラスのワインにすること。ヴェルメンティーノ、ボヴァーレ、カンノナウの名前を聞くと、サルデーニャ島の飾らない過去が蘇ってきます。そこには誰にも負けない、自然の美しさと地中海のクリスタルに輝く海があります。それぞれのワインは、気持ちを解放してくれるパワーがあり、ワインメーキングの真の美しさに心を奪われます。
アルテミオ・オリアナスはサルデーニャ出身ですが、成人してからはフィレンツェで過ごし、食品業界で成功を収めていました。彼にとって、オリアナスのワイナリーを始めること、それは故郷へ帰り、家族が1世紀にわたり所有する土地に戻ることだったのです。ステファーノ・カサデイとの友情が、それを実現し、成功へと導きました。同時に、彼の技術が、良質で優れたワイン造りのマストアイテムであることも証明しました。ステファーノ・カサデイが指揮する他のワイナリーと同様、ヴィンヤードの作業は、厳格なるBiointegrale方法に従っています。害虫の駆除に除草剤、化学肥料、合成製品は一切使用しません。全ての肥料は自然からの堆肥や動物たちに任せています。
ワイナリー、そしてあなた自身についてお聞かせください。
サルデーニャの中心にあり、長年の友人であるジェルジェーイ出身のオリアナス家と、BioIntegrale哲学を共有した場所でもあります。そして、共にオリアナスエステートを始めました。そこは、高度な技術と優れた経験が、数千年にのぼる深いルーツを誇る土地と融合する場所です。33ヘクタールの土地のうち、30ヘクタールにブドウが植えられています。ここで栽培しているのは、サルデーニャ地域を代表する原産ヴァラエタルのみです。レッドはカンノナウ、ボヴァーレ、カリニャーノ。ホワイトの品種はナスコ、ヴェルメンティーノ、セミダーノ、マルヴァジア・ディ・カリアリです。バイオダイバーシティを強化するため、敷地の3ヘクタールは、フルーツの栽培と敷地で飼育している動物の飼料用に割り当てています。さらに、オリアナスセラーでは、テラコッタのアンフォラを用い、伝統的な方法で醸造と精製をしています。発酵または精製の過程で、アンフォラはワインの個性の形成に根本的な形で貢献します。ワインそれぞれのテロワール、多様性、ヴィンテージの独自性を促進してくれるのです。
ワイナリーの地域と、地理的環境によるワインの特性を教えてください。
サルデーニャのオリアナスは、3つの異なる土質からなります。ひとつは火山性の土壌、もうひとつは石灰岩、そして粘土質石灰岩です。年間の降雨量は、450ミリから650ミリです。海抜400メートルという土地から、上質でエレガントなワインに最適な気温範囲の恩恵を受け、石灰岩と粘土質石灰岩からはフルーティーな香り、火山性の土壌からはフルボディの風味ある味わいが生まれます。全てのワインはちょうどいい酸味を帯びています。
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