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Omina Romana (オミナ・ロマーナ)

ラツィオ イタリア

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The Story of Omina Romana (オミナ・ロマーナ)

Omina Romana (オミナ・ロマーナ) の物語

イタリアのラッツィオ州で最高峰のワインを製造する、オミナ・ロマーナ社。ローマ県にあるヴェッレトリ近郊の、海抜200mの丘陵地に位置し、畑面積は80ヘクタールを所有。栽培に適した気候と土壌の研究を重ね、各品種ごとに適した土壌でぶどうを栽培しています。社名の「Omina:オミナ」は「吉兆」を意味し、このワインを飲めば良いこと、めでたいことが起こりますようにと願いがこめられています。ラッツィオ州のワインが、世界最古のワイン産地の一つとして、評判を回復する可能性が非常に高い地域と注目を集めています。

インタビュー


ワイナリー、そしてあなた自身についてお聞かせください。

私の父、アントン・F・ベルナーは、ワイン通なだけでなく、歴史・考古学・イタリア文化に精通しています。2007年に、彼が80エーカー以上ある1区画の土地を購入しました。ドイツとイタリアの大学の協力を得て研究を重ね、その土地にワイナリーを創設しました。これが後に、今日のオミナ・ロマーナとなります。

このブドウ園のロケーションそのものが、私たちの試練となりました。ヴェッレトリという街で、ローマから南へ15マイル程行ったカステッリ・ロマーニというエリアにあります。アルバーニ丘陵に囲まれた、地中海岸に隣接する古代火山地域です。

古代ローマとエトルリア時代まで遡り、ヨーロッパにおいて最も昔ながらのワインメーキングを行う地域であるにもかかわらず、この土地本来の可能性は最大限活かされていませんでした。私の父は、良質なワイン造りにおいて大きな役割を果たす局所気候と土壌を研究しました。その結果、イタリア中の(ワイン学的に見た)「ワンランク上」のエリアと肩を並べることに成功しました。良質なワイン造りに成功したこと、そして磨き抜かれたワイン市場に認められたことは、私自身、CEOとして常に働きながら刺激を感じています。


日常のワインの楽しみ方について、お聞かせください。

私にとって、オミナ・ロマーナのワインは、どんなシーンにも合うワインです。シンプルな料理から、手の込んだものまで。いつの季節も、ビジネスランチ、そして友達とのお食事も。というのも、私は友達をワイナリーに招いて、美味しいバーベキューを振る舞うのが好きなんです。そして、自分たちが造ったワインに関して、その年ならではの新しい発見をするのがなんとも言えない楽しみです。


ワイナリーの地域と、地理的環境によるワインの特性を教えてください。

私にとって、とても関心の強いテーマです。そのため、専門用語だらけにならないよう注意しながら、丁寧に説明したいと思います。
いくつもの条件が重なり、オミナ・ロマーナは類をみないワインを生み出すテロワールを作り上げています。世界を見てもあまりないのですが、それは、丘陵地であること、昔は火山地であったこと、そして幾重にもなる地層が生み出すミネラル質の高い土壌。さらに、数々の要素が繋がった地理的位置にもメリットがあります。潮風とグラン・サッソ山脈から広がる丘を流れレピニ山を移動し生み出される冷たい空気を望むことができます。この気流のコンビネーションによって生まれる気温の変化が、ブドウの栽培と成熟の丁度いいバランスに最適なのです。

ヴィンヤードの各区画は、ヴァラエタルそれぞれの特色を最大限引き出せるように研究されています。さらに、年間を通したマイルドな気候のおかげで、他のイタリアの地域のような雹やとてつもなく寒い時期がありません。そのおかげで、私たちのブドウは健康的です。これがワイン造りにおける強みとなっています。


地域の歴史と文化は、どのように生活様式またはワインメーキングに影響を及ぼしていますか?

ワイナリーの事業とそこでの日課を通しての生活は、私にとってとても大切です。私はバイエルンの祖先とイタリア人の母を持ちますが、農業に携わる人々やワイン学者との生活、愛情と決意を持って日々作業に従事する30人のフルタイムの従業員たちとの生活なくして、ワイン学の知識に触れたり、それを学ぶ機会はありませんでした。特別なものを一緒に造り出すという共通のパッションで結束したチームを構築できたことは、私の一番の幸せです。そして、「ワイナリーの敷地」に住んでいることで、地域社会に溶け込むことができ、特別な「イタリア産」を貫くことができています。


ワインメーキングにおいて、これまでで一番の思い出はなんですか?

ワインは年毎に違いを見せてくれるため、沢山の思い出があります。そして毎年課題にもぶち当たります。初めての収穫はポジティブな思い出として残っています。テクノロジーを使ったツールと実際の手作業(私たちのコンセプトである「メンス・エト・マヌス:知識と実践」にいつも従います)による何ヶ月にも及ぶ微調節の結果を見ることは、常にスリル感のあるものです。

知識だけでなく、職人技と感覚が生み出すワインの香りと味わいを体験することは、毎回偉業を達成していると言えます。


あなたにとってワインとは?

ワインとは家族の伝統です。そして、時をかけて燃え続ける情熱となりました。 できる限り時間のある時は、私のもう一つの大切な存在である犬のアトスとアルバと一緒に、敷地内にあるブドウやオリーブの樹々の間を散歩して過ごします。私の一番幸せな時間です。


サステイナブルワインメーキングの未来についてお聞かせください。

世界中が影響を受けたパンデミックもあり、近頃は特に、私たちが共存している環境を保護することは、今まで以上に重要なトピックです。
サステナビリティというコンセプトは、重要なニーズに伴い現実化し、オミナ・ロマーナのワイナリーでも積極的に取り組んでいるテーマです。
ワインメーキングの現場における「持続可能性」とは、自然へ大きなリスペクトを示すことです。植樹の初期段階からブドウの収穫時期まで、自然のリズムに従いながら人間の行動と自然が調和を保つことです。 私たちが行っていることを挙げると、ヴィンヤードを健康に保つため、化学薬品は使用していません。代わりに、「天然の拮抗薬」と呼ばれる益虫を多く維持するエコサステナブルなツールを使用しています。そして、作物と観賞植物を守る自然な昆虫相のバランスを保っています。これは、バイオ産業の発展の成果です。ヴィンヤードでのトラクター使用も制限し、ほとんどの作業を手作業で行っています。また、植物浄化と沈殿槽を取り入れることで、セラーの機械などに使用する水を自然の方法で浄化し、農園の灌漑に用いています。オミナ・ロマーナの設計における決断とは容易なものではなく、常に情熱・厳格さ、そして今や人々に課された義務である環境への愛情によって導かれています。

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