イタリアの専門メディア Wine Meridian が、レストランのワイン責任者テレマコ・カランドリーノ氏(La Gioia Collection)へのインタビューを公開しました。氏によれば、いまのレストランのお客様は以前より知識が豊富で好奇心が強く、「量は控えめに、その分だけ質の良いものを」という飲み方へと移っているそうです。
選ばれているのは、フレッシュで軽やかなワイン。そして一本まるごとではなく、グラス売りやハーフボトル(375ml、通常の半分の容量)といった、気軽に試せる形が好まれています。ソムリエに求められる役割も、「正解を出す先生」から「物語を伝える案内役」へと変わってきている、と氏は語ります。
「お客様は以前よりも知識が豊富で好奇心が強くなっています。少なく、しかしより良いものを飲みたいと考えているのです。」(テレマコ・カランドリーノ氏、Wine Meridian のインタビューより)
出典:Wine Meridian(2026年6月9日)
SWIRLの視点
この流れは、私たちもお客様との会話のなかで日々実感しています。とくに日本の夏は蒸し暑く、気温が上がるほど、重い赤よりも、よく冷やした軽やかな白が選ばれます。一杯目から肩の力を抜いて楽しめる、そんなワインが求められている時期です。
Swirlがこの季節におすすめしているのは、次の4本です。いずれもイタリアの土地らしい個性を持ちながら、価格も日常使いしやすく、グラス一杯から気軽に始められます。
インゾーリア(シチリア)は、シチリア西部で長く愛されてきた土着品種。柑橘や白い花の軽やかな香りで、暑い日の食前酒にぴったりです。バルビーノ(トスカーナのヴェルメンティーノ)は、海を思わせるミネラル感とほのかな塩気が魅力の一本。Swirlでも人気の定番で、魚介や前菜とよく合います。グリマーニのピノ・グリージョ(ヴェネト)は、軽やかでフレッシュ、誰と飲んでも喜ばれる万能型。そしてドッピオ・パッソは、太陽を浴びた果実味がはっきりと感じられる、まさに夏にうれしい一本です。よく冷やして、肩肘張らずにどうぞ。
レストランの現場で起きている「グラスで、軽やかに」という変化は、ご家庭でもそのまま楽しめます。一本を開けきらなくても、お気に入りを一杯から。それが、これからの夏の飲み方かもしれません。
あなたが「今いちばん飲みたい白」は何ですか? キリッと辛口、それともふくよかなタイプ? ぜひ教えてください。次の一本選びの参考にさせていただきます。




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