ワインに詳しくになろう

ブルゴーニュのエドゥアール・ドラノーのワインセラー。フランス・ボジョレー地区の秋のブドウ畑。
2026年8月24日
11月の第3木曜日、毎年この日が来ると世界中の人々がカウントダウンを始める。ボジョレー・ヌーヴォー解禁日。私フェデリーコがイタリアにいた頃も、この日は特別だった。バーのカウンターには朝から張り紙が貼られ、夜が来るのを誰もが待ちわびていた。2026年の解禁日は11月19日(木)。今から準備しておけば、もっと楽しめる。 ボジョレー・ヌーヴォーとは? ボジョレー・ヌーヴォーは、フランス・ブルゴーニュ地方の南に位置するボジョレー地区で造られる、その年のブドウ(主にガメイ種)をマセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸漬法)という醸造手法で醸したフレッシュなワインだ。フレッシュな果実の香りと柔らかいタンニンが特徴の若いワインに仕上がる。果実味豊かで飲みやすく、ワイン初心者にも親しみやすい、その年のワインを最速でリリースするための特別な一本。 なぜ11月の第3木曜日なの? ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日が毎年11月の第3木曜日に設定されているのには、意外な理由がある。もともとは11月15日が固定の解禁日だったが、この日が週末に当たるとワインを運ぶ輸送業者が休みになってしまうため、1985年に「毎年11月の第3木曜日」に変更された(サントリー公式情報より)。以来、世界中で同じ日時(日本時間では木曜日の早朝)に解禁が始まる、国際的なイベントになった。 ボジョレー・ヌーヴォーの味わいと楽しみ方 新酒ならではのフレッシュな赤果実の香り(イチゴ、チェリー、バナナなど)と、明るい酸味が特徴。渋みは少なく、軽やかで飲みやすい。提供温度は通常の赤ワインよりやや低め(14〜16度)が理想。解禁日当日に友人や家族と乾杯する一杯として、最高の体験になる。 比較項目 ボジョレー・ヌーヴォー 通常の赤ワイン 醸造期間 数週間(新酒) 数ヶ月〜数年 タンニン 少ない(軽やか)...
フランス・ブルゴーニュ地方のワイン畑と醸造所の風景
2026年7月10日
ボルドーの格付けシステムを初心者向けにわかりやすく解説。1855年分類の仕組みから格付け外の掘り出し物まで、賢い選び方を紹介します。