ワインペアリング

イタリア・ラツィオ州の美しいブドウ畑
2026年8月8日
「揚げ物にワインは合わない」と思っていませんか?じつは逆です。油脂と高温が生む複雑な旨みは、正しいワインと出会うことで驚くほど昇華します。キーワードは「酸」と「泡」。この二つがあれば、天ぷらも唐揚げもコロッケも、別次元の食体験に変わります。 揚げ物とワインの相性、その科学 揚げ物がワインと合わないとされる理由は「油」です。しかし、油は味の敵ではなく旨みの媒体です。脂溶性の香り成分をまとった食材は、ワインの酸と触れることで油膜が洗い流され、口の中がすっきりリセットされます。スパークリングワインの炭酸ガスがこれをさらに加速する。揚げ物に最も合うのは高酸・発泡性のワインなのです。 よくある誤解:「赤ワインは揚げ物に合わない」は本当か 部分的には正しい。タンニンの強い重口の赤ワインは、揚げ物の油と反応してえぐみが際立つことがあります。しかし、タンニンが柔らかく酸の高い赤ワイン、サンジョヴェーゼやプリミティーヴォなら、唐揚げや竜田揚げと見事に調和します。「重口の赤はNG、軽・中口の赤はOK」と覚えてください。 揚げ物の種類別 ワイン選びの早見表 揚げ物の種類 おすすめワインタイプ 相性の理由 天ぷら(野菜・海老・白身魚) スパークリング(プロセッコ) 細かい泡と高酸が衣の油脂をリセット 唐揚げ(鶏・醤油下味) ロゼ・軽口赤(プリミティーヴォ)...
イタリア・サルデーニャ島のオリアナス・ワイナリー
2026年7月19日
刺身・貝類・えびなど海鮮料理に合うワインの選び方を解説。魚介の種類と調理法別の相性早見表付き。「魚には白ワイン」の基本と例外も丁寧に説明します。
アペリティーボのイメージ:ヴェネト、ボスコ・デル・メルロのブドウ畑
2026年6月24日
アペリティーボとは、食事の前に軽く一杯とつまみを楽しむイタリアの習慣。向いているワインの条件、ヴェネツィアの本場の楽しみ方、枝豆や生ハムなど家でのつまみと合わせ方を、東京でイタリアワインを注ぐ目線で解説します。
ミートソースパスタと赤ワイン
2026年6月14日
パスタに合うワインを、トマト・クリーム・オイル・ミートソース別にやさしく解説。コツは「ソースに合わせる」こと。迷ったときの万能な一本もご紹介します。