2025年4月、日本橋三越本店で開催された「イタリア展2025」。その人気イートインのひとつ、登録者100万人を超えるYouTubeチャンネル「ファビオ飯/イタリア料理人の世界」を主宰するファビオ氏のコーナーで、コラボレーションのペアリングワインにSWIRLのワインをお選びいただきました。
ファビオ氏は、イタリアで培ったファインダイニングの技術と、和の心を融合させた料理で知られるシェフです。毎年現地のトップレストランを訪ねてはシェフたちと交流し、感性を磨き続けています。今回が「イタリア展」への初出店でした。
ファビオ氏には、本当にたくさんのワインを試していただきました。一皿一皿に最良の一本を合わせるため、2度の試飲会を重ねて、ようやく最終ラインナップが決定。選ばれたのは、北イタリア・ヴェネト州の実力派ワイナリー、ボスコ・デル・メルロの3本でした。
コラボメニューは、パスタからドルチェ(イタリアのデザート)まで全3皿。それぞれにボスコ・デル・メルロのワインを合わせ、会場ではグラスでもお楽しみいただけました。中でも、会場でもSNS(X など)でもいちばん多くの声をいただいたのが、タコのキタッラに合わせたソーヴィニヨン・ブラン「トゥラニオ」のペアリングです。
コラボメニューとペアリングワイン
① キタッラ、タコとズッキーニのアーリオオーリオ 柑橘の香り × ソーヴィニヨン・ブラン・トゥラニオ
国産ニンニクを茹でこぼし、貝の出汁とともに仕上げた、まろやかで香り高いニンニクソース。歯切れのよい細めのキタッラ(ギターの弦のような形のパスタ)に、トマト出汁で茹でてからアーリオ・オーリオ(ニンニクとオリーブオイル)でマリネした活タコ、食感のアクセントになるズッキーニを合わせ、仕上げのイタリアンパセリとベルガモットの皮が爽やかに香ります。
トゥラニオが持つ野菜のような青い香りが、パセリや、オイルと唐辛子のソースのクリーミーさをきれいに引き立て、パスタのボディとも見事に調和しました。今回いちばん話題を集めた、まさに主役のペアリングです。
② リガトーニ アッラ カルボナーラ 安曇野豚 グリーンアスパラ カンポット生胡椒 × シラー・セドゥツィオーネ
加工品のパンチェッタは使わず、安曇野豚を瞬間マリネして旨味を引き出した即席パンチェッタに、濃厚なマリーゴールド卵黄。ペコリーノ・ロマーノとパルミジャーノ・レッジャーノ、2種のチーズで塩味のバランスを整え、炭焼き職人を思わせる香ばしいグリーンアスパラと、カンポット産の生胡椒を効かせた、奥深い一皿です。
「誘惑」を意味するセドゥツィオーネは、酸味がおだやかで、チェリーのような果実味とふくよかなボディが魅力。パンチェッタと2種のチーズのコクに寄り添い、一口ごとに濃厚なパスタと心地よく響き合います。
③ マルサラのパルフェ アーモンドと苺のティラミス仕立て × ヴェルドゥッツォ・パッシート・ソアンドレ
南イタリア・シチリア島のマルサラ酒が香る濃厚なバニラのパルフェに、挽きたてのエスプレッソをまとわせた香ばしいアーモンドのプラリネ、甘酸っぱい旬の苺。ティラミスを思わせる仕立てのドルチェです。
ソアンドレは、陰干ししたブドウから造る甘口のワイン(パッシート)。美しい琥珀色と蜂蜜のような香りを持ち、デザートの甘さを覆い隠すことなく、ブドウ本来の酸で口の中をすっきりとまとめてくれます。
【会期】2025年4月23日(水)〜29日(火・祝)「イタリア展2025」PART1
【会場】日本橋三越本店 本館7階 催物会場
※「イタリア展2025」は4月23日(水)から5月6日(火・振替休日)まで開催されました。
2度の試飲を経て
最後に、個人的なことをひとつ。今回いちばん心を打たれたのは、ファビオ氏のイタリア料理への情熱そのものでした。食材への向き合い方、仕事の正確さ、そしてイタリアの文化や食、そこから生まれるワインの物語を、ていねいに伝えようとする姿勢。その一つひとつに、何度でも驚かされます。私たちのワインを選び、応援してくださることに、心から感謝しています。ありがとう、ファビオさん。
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