Prosecco Rosè

世界が再注目する「アペリティーヴォ」、日本の夕暮れにこそ似合う

2026年6月9日Federico Fanelli

イタリア発の「アペリティーヴォ」(食前の一杯と軽いつまみで一日を区切る習慣)が、いま世界各地であらためて注目を集めています。6月にニューヨークで開かれた「イタリアン・アペリティフ・ウィーク2026」では、プロセッコDOCがメインパートナーとなり、市内の店舗がそれぞれのアペリティーヴォを提案しました。(出典:All About Italy)

アペリティーヴォの語源は、ラテン語の「aperire(開く)」。食欲を開き、夜の時間を開く一杯、という意味が込められています。仕事のあとの夕暮れに、肩の力を抜いて軽く飲む。料理よりも、人との会話を主役にする。そんなゆるやかな時間です。

SWIRLの視点

正直に言えば、アペリティーヴォに「特別なワイン」は要りません。むしろ大切なのは、気軽に開けられること、そして料理や会話の邪魔をしないことです。その意味で、日本にはすでに似た文化があります。お通しと一緒に始める一杯、家での晩酌。アペリティーヴォは、それを少しだけイタリア風に楽しむだけのことです。

私たちのおすすめは、やはりプロセッコとピノ・グリージョです。よく冷やしてグラスに注ぐだけで、食卓の空気がふっと変わります。生ハムやオリーブ、軽いチーズはもちろん、天ぷらや刺身といった和の前菜にも、驚くほど自然に寄り添ってくれます。高級感を演出するためのワインではなく、毎日の夕暮れを少し豊かにするためのワイン。それがアペリティーヴォの本質だと思っています。

週末は、まず一本。難しく考えず、グラスを傾けるところから始めてみてください。

ご紹介したワイン

スパークリングと白ワインのセレクションはこちらでご覧いただけます。お酒は20歳になってから。適量を楽しみましょう。

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