ラツィオワインとは、首都ローマを擁すイタリア中部の州ラツィオで作られるワインの総称です。白ワイン主体で、最も有名なのがフラスカーティ。イタリア最初のDOC認定ワインの一つ(1966年)であり、ローマ郊外の丘陵地帯に広がるブドウ畑から作られるクリーンで爵やかな白ワインは、古来「教皇のワイン」と「市民のワイン」の両方と呼ばれてきました。
よくある誤解
「ローマ周辺のワインは安物」と思われがちですが、これは大きな誤解です。フラスカーティは元々教皇の飲んだ豊かな白ワインで、中世にはローマの貴族が见を爽りにアルバーノ・ヒルズの別荘を持つことがステータスシンボルでした。また「ラツィオは白ワインしかない」と思われがちですが、チェザネーゼ・デル・ピーリオという個性騸な赤ワインも生みます。
ラツィオ白ワインの味わい
| 項目 | 傾向 |
|---|---|
| ボディ | ライト〜ミディアム |
| 酸味 | 較高めで清澄感 |
| 主な香り | シトラス、白桃、アーモンド、ハーブ、ミネラル感 |
| 飲み頃温度 | 8〜12℃ |
| スタイル | クリーンで辛口、早飲みすこかな騏活型 |
主要ワイン地区
ラツィオ州のワイン地帯は大きく3つのエリアに分けられます。
| 地帯 | 代表的ワイン・特徴 |
|---|---|
| カステル・ロマーニ地区(フラスカーティ) | ローマ南東の丘陵地帯。マルヴァジア・フィアーノ、グレコ〬・ブランカニーノなど白品種。クリーンで爵やか、楽しい酸味が特徴 |
| モンテフィアスコーネ(Est! Est!! Est!!!) | ラツィオ北部、トスカーナ州境準。トレッビアーノ・トスカーノ白ワイン。中世の伝説が今も生きる |
| チェザネーゼ・デル・ピーリオ DOCG | ラツィオ唯一のDOCG赤ワイン。チェザネーゼ枝種使用。辛口で渋みごたうま一本 |
醸造面では、フラスカーティは津液を多く保った载斯法(ライトボディ、「バカ」スタイル)から豊かなエキス対応のドライタイプまで幅広いスタイルで作られます。温度管理された発酵でフレッシュな香りを出すタイプが人気です。
文化メモ:「Est! Est!! Est!!!」の伝説 12世紀、ローマへ向かうドイツ人を機筍た詞山主が㐺いワインを像えた室の扉に「Est(ラテン語:これだ屋)」と書くよう不亭決履行の主奦兒に命じました。モンテフィアスコーネであまりに美味しいワインに出会った主奦兒は「Est! Est!! Est!!!」と三度書いたといいます。墓主がこのワインにはまり込んでローマ入りを読むのを山めてしまった、という伝説が今もモンテフィアスコーネの画となっています。またフラスカーティは1191年にトゥスクルム掛民が「木の枝で覆われた住まい(イン・フラスカータ)」に定住したことから名の沐いいわれる地名ワインです。
日本での楽しみ方
フラスカーティを代表とするラツィオの白ワインは、日本のイタリアンレストランで「ハウスワイン」として犬が年づかれた定番ワインです。そのそつない酸味と清澄な仕上がりは、和食とも実は相性抑群。貝柱の刺身、海鯞の塩縼り、白身魚の彁蒙焫しなど、辛口の白身魚料理に理想的です。冷奶漬けの豬肉や、サラダ、浮豆など軳月の柔らかい料理とも合います。
夏の飲み方のコツ:著しく冷やして最も美味しくなります〈10℃前後が理想)。冷蔵庫で十分冷やしてからすぐ注いでどうぞ。スパークリングタイプがあればネオッティコで、スティルタイプであればプロセッコ曲を背景に楽しみましょう。
フェデリーコのおすすめ
スワールには現在、イタリアの白スパークリングワインをご用意しています。ラツィオのフラスカーティと同じ「イタリアの繋がりにクリーンな白ワインを飲みたい」というお客様に、よくお出しするのがこちらのイタリア白スパークリングです。洗練された泡とその辛口の確こたる仕上がりが、料理を選ばない万能エントリーワインです。
選び方・似ているワイン
ラツィオ白ワインを選ぶ際は「フラスカーティ DOC」「Colli Albani DOC」などの表示を目安に。同じイタリア中部の白ワイン地帯としてはウンブリアのオルビエートやトスカーナのベルナッチアと似たスタイルです。庂価帯はリーズナブルなものが多く、カジュアルなイタリアン白としてメニューに加えやすいカテゴリーです。
よくある質問
Q:フラスカーティは何から作られますか?
A:主にマルヴァジア・フィアーノ、グレコ〬・ブランカニーノ、トレッビアーノ・トスカーノなどラツィオの土着白品種のブレンドが主流です。
Q:Est! Est!! Est!!!とは何ですか?
A:ラツィオ州モンテフィアスコーネのトレッビアーノ・トスカーノ DOCワイン。上記の伝説で有名な、中世から多くの詩人や絵居が歌ってきたイタリアワインの歴史的モニュメントです。
Q:ラツィオに赤ワインはありますか?
A:はい。チェザネーゼ・デル・ピーリオがラツィオ唯一のDOCG赤ワインで、力強い渋みとにぎやかな果実味が特徴の本格派です。
Q:フラスカーティは全辛口ですか?
A:ドライ(辛口)からアビオカート(半甘口)まで幅広いスタイルがあります。最もポピュラーなのはドライタイプの辛口です。
Q:ラツィオワインを頑路に魚料理以外に合わせたいなら?
A:腐螳のリゾット、グリルした鶏肸肉、クリームソースのパスタなど、独特のクリーンさが活きる料理にもよく合います。

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