ワインに詳しくになろう

トスカーナ・スヴェレートのカーサデイ農園ワインセラー
2026年8月2日
ブレンドとはなにか、シングル品種との違い、そしてキャンティに白ブドウが法律で義務づけられていた歴史的事実まで。複雑さと個性を生む醸造技法をイタリアンソムリエが解説します。
トスカーナ州マレンマ、テレンツィ農園のブドウ畑
2026年8月1日
テロワールとは何か、土壌・気候・地形の3要素からわかりやすく解説。シトー会修道士が1110年に発見した「土地の個性」の概念を、マレンマのモレッリーノで体感する方法をソムリエが案内します。
アブルッツォの葡萄畑|イタリアワインラベルの読み方
2026年7月31日
ワインラベル(エチケット)の正しい読み方をソムリエが徹底解説。DOCG・DOC・IGTの違い、ヴィンテージ、生産者名の見方から、日本でのワイン選びに活かす実践術まで、これ一本でラベルが読めるようになります。
トスカーナ・スヴェレートの葡萄畑(カゼダイ・ワイナリー)
2026年7月30日
辛口ワインの定義から甘口との違い、EU基準の残糖量(4g/L以下)、感じ方のポイントまでを徹底解説。イタリアのDOC法が定める「secco」の伝統とともに、おすすめの辛口ワインも紹介します。
トスカーナ・スヴェレートのカサデイ醸造所のバレル熟成庫
2026年7月28日
ワインのヴィンテージとは、ラベルに記載されたブドウの収穫年のことです。 2023年産のワインなら「2023ヴィンテージ」と呼びます。ブドウは農産物なので、同じ畑・同じ造り手でも、その年の天候によって品質や味わいが大きく変わります。ヴィンテージはその「自然の個性」を記録した番号です。 「ヴィンテージが古い=良い」は誤解 ヴィンテージを「古いワイン」と混同している方が多いですが、正確には「収穫年」の意味です。2023年に収穫されたワインは「2023ヴィンテージ」で、新しいワイン。「ヴィンテージワイン」は特定年のブドウで造ったワインを指すだけで、必ずしも古くありません。「ノン・ヴィンテージ(NV)」は複数年をブレンドしたもの(シャンパーニュやプロセッコに多い)。「ミレジマート」はイタリア語でヴィンテージを意味し、単一年のブドウのみで造ったスパークリングワインを指す特別な言葉です。 ヴィンテージがもたらす味わいの違い ヴィンテージによる違いは特にタンニン、酸、アルコールに現れます。暑い年はブドウの糖度が上がりアルコール高め・豊かな果実味。冷涼な年は酸が引き立ちエレガントなスタイルに。日本では梅雨の長雨が品質に大きく影響します(地中海性気候のイタリア南部とは大きく異なる課題です)。 要素 当たり年の傾向 難しい年の傾向 アルコール 高め(13.5〜15%) 低め(11〜13%) 酸味 バランスが良い 過多または不足...
カサデイのブドウ畑、スヴェレート、トスカーナ州
2026年7月18日
サッシカイアをはじめとする「スーパートスカーナ」が生まれた背景と特徴を、イタリア出身のワイン商が解説。IGTが「格下」ではない理由、合わせる料理、飲み頃まで。