オーストラリアワインは、温暖な気候から生まれる果実味豊かでジューシーな味わいが特徴です。代表はシラーズ。バロッサ・バレーやマクラーレン・ヴェイルは、濃厚でパワフルな赤の銘醸地として世界的に有名です。涼しいモーニントン・ペニンシュラでは、エレガントなピノ・ノワールやシャルドネも生まれます。
オーストラリアの主要産地
| 産地 | 代表ブドウ・特徴 |
|---|---|
| バロッサ・バレー/マクラーレン・ヴェイル | シラーズ。濃厚でパワフル |
| モーニントン・ペニンシュラ | ピノ・ノワール、シャルドネ。冷涼でエレガント |
品種から深掘りする
オーストラリアの主役はブドウ品種そのもの。味わいやスタイルは、品種ガイドでより詳しくご紹介しています。シラー/シラーズガイド、シャルドネガイド、ピノ・ノワールガイドもあわせてどうぞ。
初心者にも飲みやすい理由
果実味が豊かでタンニンがまろやかなものが多く、赤ワインに慣れていない方でも飲みやすいのが魅力。BBQや焼肉との相性も抜群です。
バロッサに息づくドイツ系移民の食文化
バロッサ・バレーを語るうえで欠かせないのが、ドイツ系移民の歴史です。1838年、信仰の自由を求めてシレジア(当時のプロイセン、現在のポーランド)を離れたルター派の人々が船で南オーストラリアにわたり、1842年にはバロッサのベサニーに最初の入植地を築きました。彼らが故郷から持ち込んだ食文化は、180年近くたったいまも生きています。
タヌンダやアンガストン、ヌリオートパの精肉店では、19世紀そのままの製法で「メットヴルスト(mettwurst)」という生サラミやスモークポークが今も作られ、タヌンダのエイペックス・ベーカリーは1924年から続く老舗です。同じ家族が畑も守りつづけたおかげで、1840年代に植えられたシラーズの古樹がいまも実をつけ、バロッサは世界でいちばん多くのオールド・ヴァイン・シラーズを持つ産地になりました。地元では、濃厚なシラーズに塩気のきいたメットヴルストを合わせるのが定番です。私もバロッサのシラーズを開けるときは、つい同じようなソーセージを焼きたくなります。その土地で育ったもの同士は、やはりよく合うのです。
よくある質問
Q. オーストラリアワインの特徴は?
A. 温暖な気候を生かした豊かな果実味と、品種名がラベルに明記されているわかりやすさが特徴です。
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