東京のイタリアンを訪れると、棚やカウンターの奥に、ラベルを正面に向けたワインの空き瓶が並んでいることがあります。その中によく見つかるのが「サッシカイア」。中身はもう入っていないのに、なぜ大切に飾られているのでしょうか。
空き瓶が「物語」になるワイン
サッシカイアは、イタリアワインの歴史を変えた「スーパータスカン」の元祖です。記念日や大切な商談、お祝いの席で選ばれることが多く、抜栓した一本は店にとってもお客様にとっても特別な時間の記憶になります。だからこそ空き瓶は捨てられず、誇らしい思い出として飾られるのです。多くの名店は、リストに載せていなくても、特別なお客様のために最低でも一本は確保しておきたいと考えています。

いま、熟成ヴィンテージが手に入りにくい理由
サッシカイアは生産量が限られる一方、世界中で需要が高まり続けています。その結果、飲み頃を迎えた熟成ヴィンテージは、オンラインショップでもレストランでも年々入手が難しくなっています。スワールがおすすめしたいのは、出会えるうちに「ヴィンテージ(生産年)」を意識して探すこと。とくにレストランでは、その店がどのインポーターと長く付き合っているかで、扱える年代が大きく変わります。
「リストにない一本」を引き出す、ソムリエとの関係
東京の一部の名店は、とっておきのヴィンテージをあえてリストに載せず、特別なお客様のために取り置いています。日本では、こうした一本は価格よりも「つながり」と長いお付き合いで動くもの。お気に入りの店のソムリエと信頼関係を育てていくと、ある日「実はリストにない良いものがあるんです」と、あなたのためだけに一本を出してくれることがあります。これこそ、ワインを長く楽しむ醒醍味のひとつです。
このワインを楽しむ
スワールでは、サッシカイアをオンラインショップでお求めいただけます。お探しのヴィンテージがある場合も、まずはお気軽にご相談ください。
サッシカイアの歴史や造りについてはサッシカイア完全ガイドを、造り手についてはテヌータ・サン・グイドのワイナリーページもぜひご覧ください。

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