ワインに詳しくになろう

サルデーニャ島ゲルゲイのオリアナス社ブドウ畑
2026年8月26日
月の満ち欠けと天体のリズムを農業に活かすバイオダイナミック農法とは?1924年のシュタイナー農業講座に始まる歴史、ビオワインとの違い、デメター認証まで解説します。
アブルッツォの秋のテラスワイナリーとブドウ畑
2026年8月25日
秋の食卓に合うワインの選び方を、イタリア居住経験を持つ輸入業者フェデリーコが解説。きのこ・根菜・銆残料理に合うイタリアワインの品種とおすすめを紹介します。
シチリア セッラマッロッコ ワイナリー 樽熟成セラー
2026年8月19日
フェニキア人の船が紀元前9世紀にシチリアの港へ錨を下ろした時、彼らは交易品と共にある植物を運んできた。ヴィティス・ヴィニフェラ、後に世界中で栽培されることになる葡萄の木だ。やがてギリシャ人が南イタリア・シチリア全域に植民地群「マグナ・グラエキア(大ギリシャ)」を築き、この地を「オイノトリア(Oenotria)=ワインの地」と呼んだ。数千年の時を経て、地中海沿岸は今も世界最高峰のワイン産地として輝いている。 地中海ワインとは何か、どの産地がどんな個性を持つのか、そして日本にいながらそのエッセンスを楽しむ方法を、ソムリエとして地中海のワイン産地を長年研究してきた私フェデリーコが解説する。 地中海ワインとは 「地中海ワイン」とは、地中海性気候(夏の乾燥・高温、冬の温暖・適度な降雨)の恩恵を受ける産地で造られるワインの総称だ。イタリア南部・シチリア・サルデーニャ、スペイン東部・南部、ギリシャ全土、クロアチア沿岸、南フランス(プロヴァンス・ラングドック)、ポルトガル、そして北アフリカのモロッコ・チュニジアまで広がる。 この気候帯がブドウ栽培に理想的な理由は三つある。夏の十分な日照がブドウを完熟させること、乾燥が病害を抑えること、そして昼夜の寒暖差が香りと酸味の繊細さを保つことだ。 特に注目したいのがイタリア南部と地中海諸島だ。国全体で約350種の固有品種を誇るイタリアだが、南方に絞るとネロ・ダーヴォラ(シチリア)、プリミティーヴォ(プーリア)、カンノナウ(サルデーニャ)など、他の産地では栽培されない個性的な品種が集中している。 主要産地ガイド 産地 主な白品種 主な赤品種 スタイルの特徴 シチリア(伊) インゾーリア、グリッロ、カタラット ネロ・ダーヴォラ、ネレッロ・マスカレーゼ 火山土壌と海風、古代品種の宝庫。果実味豊かでミネラル感も強い...
アブルッツォ・ニック・タルタリアのぶどう畑、海を感じるミネラル感の産地
2026年8月16日
ワインのミネラル感とは何か、その正体と産地別スタイル、日本料理との相性まで解説。マレンマの花崗岩土壌と地中海の風が生み出すヴェルメンティーノのミネラル感を体感してみてください。
テレンツィ醸造所 トスカーナ・マレンマ
2026年8月15日
ワインはどう造られるのか?収穫・発酵・熟成・瓶詰めの全工程を、イタリア人ソムリエが解説します。醸造家の選択が味わいをどう決めるか、産地ごとのスタイルの違いとともに深く理解できる完全ガイドです。
サルデーニャ・オリアナス醸造所のワインセラー
2026年8月14日
アパッシメントとは、収穫後のブドウを乾燥させて風味を凝縮するイタリアの伝統醸造技法。大プリニウスのパッスムから続く2,000年の歴史と、ドッピオ・パッソの「二倍凝縮」の意味をソムリエが解説。