ワイン産地

イタリア中部のブドウ畑の風景
2026年9月1日
ローマを擁すイタリア中部の州、ラツィオのワインを解説。「Est! Est!! Est!!!」の興味深い中世伝説、教皇と市民のワイン「フラスカーティ」の歴史、日本食とのペアリングまで徹底解説。
ピエモンテ、ランゲの丘に広がるアレッサンドロ・リヴェットの畑(バルベーラ・ダルバの産地)
2026年8月31日
バルベーラはピエモンテ州の日常を彩る赤ワインです。豊かな果実味と爽やかな酸、低いタンニンで食事を選ばない万能型。アスティで毎冬繰り広げられるバーニャ・カウダとの文化的な組み合わせとともに解説します。
アブルッツォ州ニック・タルタリャのブドウ畑——ロンバルディアワイン産地ガイド
2026年8月31日
ミラノを擁するロンバルディア州は、フランチャコルタ・ヴァルテッリーナなど個性豊かなワイン産地の宝庫です。実は日本がフランチャコルタの世界最大の輸入国という驚きの事実とともに、ロンバルディアワインの全貌をソムリエが解説します。
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリアのブドウ畑。青空の下に広がるイタリア北東部の丘陵地帯
2026年8月27日
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリアは白ワインの王国。1784年の皇帝勅令が生んだ「オスミッツェ」農家直売の文化とともに、ピノ・グリージョ発祥の地を北イタリア出身のインポーターが解説します。
ウンブリア州の丘陵ブドウ畑――「緑のイタリア」が育む中部イタリアの銘醸地
2026年8月17日
ウンブリアとは、ローマの北200㎞に広がる丘陵地帯に位置し、海を持たないイタリア唯一の内陸中部州だ。「緑のイタリア(Cuore Verde d'Italia)」と呼ばれるこの土地は、アペニン山脈の尾根が生み出す大きな昼夜温度差と、火山性凝灰岩(トゥーファ)の古層土壌が複雑なミネラルを生む。そのワインは国際的な知名度こそまだ低いが、「世界で最もタンニンの多いブドウ」サグランティーノと、ルネサンス時代から法王庁のテーブルを飾り続けた白ワインオルヴィエートというふたつの顔を持つ。よくある誤解――ウンブリアはトスカーナの影ではない「中部イタリアのワインといえばキャンティ」という固定観念は根強いが、ウンブリアはトスカーナと異なる個性を持つ独立した産地だ。確かにサンジョヴェーゼを栽培するが、ウンブリア固有のサグランティーノ・ディ・モンテファルコDOCGは瓶詰め前に37ヶ月以上の熟成を義務づけ、ポリフェノール含有量はバローロの2倍以上という研究結果がある。トスカーナへの通過点として素通りするには惜しすぎる産地だ。ウンブリアワインの味わいと基本スペック 種類 サグランティーノ(赤) オルヴィエート(白) トルジャーノ・ロッソ(赤) 主要品種 サグランティーノ グレケット・トレッビアーノ サンジョヴェーゼ主体 格付け DOCG DOC DOCG(リゼルヴァ)...
ラツィオ州オミナ・ロマーナのブドウ畑。トスカーナを象徴するイタリアの丘陵風景
2026年8月14日
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはトスカーナ州モンタルチーノ産サンジョヴェーゼ100%のDOCGワイン。その歴史、味わい、日本での楽しみ方を現地を知るソムリエが解説します。