イタリアを長靴に見立てると、その「かかと」にあたるのがプーリア州です。地中海の太陽と海風に恵まれたこの土地は、イタリアでもとりわけ豊かなワイン産地のひとつ。この記事では、プーリアワインの魅力を産地の視点からやさしく紹介します。
プーリア州とはどんな土地?
プーリアはイタリア半島の南東端、アドリア海とイオニア海に挟まれた細長い地域です。年間を通して日差しが多く、雨は少なめ。この乾いた温暖な気候が、ぶどうを健康に完熟させ、豊かな果実味をもたらします。古くから「イタリアのワイン蔵」と呼ばれ、たくさんのぶどうを育んできた土地です。
主役はプリミティーヴォ
プーリアを代表する黒ぶどうがプリミティーヴォです。太陽を浴びて熟した果実から生まれるのは、濃厚でもまろやか、するりと飲める赤ワイン。辛口ながら果実の甘やかさがあり、赤ワイン入門にもぴったりです。品種そのものをもっと知りたい方は、プリミティーヴォとは?もあわせてどうぞ。このほか、香り高いネグロアマーロなど、土地ならではの黒ぶどうも育ちます。
プーリアの食とワイン
プーリアはオリーブオイルと手づくりパスタの名産地。豊かな果実味の赤は、トマトソースのパスタや羊・牛の煮込み、グリルした野菜と相性抜群です。「郷土料理には郷土ワイン」の鉄則通り、プーリアの赤はトマトとオリーブの料理にすっと寄り添います。日本の食卓なら、すき焼きや鍋ものにもよく合います。
プーリアワインが「おとく」理由
豊かな日照と広い畑のおかげで、プーリアは高い品質のワインを手に取りやすい価格で届けてくれます。有名産地の高価な一本を選ばなくても、日常に楽しめる満足度の高い赤が見つかる。これが南イタリアワインのいちばんの魅力です。
まず試したい一本
プーリアの太陽をそのままグラスにしたような一本、ドッピオ・パッソ ・ プリミティーヴォ。まずはこの一本から、南イタリアの魅力を感じてみてください。

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