アルネイスとは、イタリア北西部ピエモンテ州を代表する白ぶどうで、一度は絶滅の危機から復活した華やかな白ワインです。栽培が難しく20世紀には一時姿を消しましたが、造り手たちの努力で復活。「ランゲの白」として地元を代表します。
アルネイスの味わいは?
洋なしや白桃、白い花、ハーブの華やかな香り。フレッシュな口当たりに、後味へほんのりとした心地よい苦味が残ります。すっきり辛口で、香り豊かなのが魅力です。
| 項目 | 傾向 |
|---|---|
| ボディ | 軽め〜中 |
| 酸味 | 中くらい |
| 渋み(タンニン) | なし〜ごく軽い |
| 味わい | 辛口 |
| 飲み頃温度 | 6〜9℃(よく冷やして) |
アルネイスに合う料理は?
軽い前菜や魚料理、生ハム、サラダによく合います。食前酒としても、和食のお刺身や天ぷらにも好相性です。
一度は消えた?アルネイス復活の物語
栽培の難しさから一時はほとんど姿を消しましたが、ピエモンテの造り手たちが丁寧に育てて復活させました。いまや赤のネッビオーロと並ぶ、ランゲを代表する白です。
ぶどう畑の「おとり役」だったアルネイス
ピエモンテでアルネイスを語るとき、私フェデリーコが必ず紹介するのが、この土地ならではの面白い習わしです。その昔ロエーロやランゲでは、アルネイスを高級品種ネッビオーロの畝(うね)のあいだにわざと植えていました。アルネイスは香りが強く実が甘く熟すので、鳥や蜂がまずこちらに群がります。つまり大切なネッビオーロの房を食べられないようにするための「おとり(デコイ)」の役目です。この習わしから、アルネイスは長く「ネッビオーロ・ビアンコ(白いネッビオーロ)」「バローロ・ビアンコ(白いバローロ)」と呼ばれてきました。日本ではほとんど知られていない話ですが、グラスの中の華やかな香りが、もとは畑の番人だったと知ると、一杯がぐっと味わい深くなります。
SWIRLのおすすめアルネイス
リヴェットのランゲ・アルネイス。繊細で華やかな香りと、心地よい苦味が魅力の白です。他の白と比べたい方はピノ・グリージョのガイドもどうぞ。
よくある質問
Q. アルネイスは甘口?
A. すっきりとした辛口です。
Q. 何に合う?
A. 魚介や前菜、和食とも相性がよく、食前酒にもぴったりです。
Q. 飲み頃温度は?
A. 6〜9℃とよく冷やして。

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